新宮市消防本部で24日、2025(令和7)年度王子ヶ浜少年消防クラブの修了式が行われた。5人が修了証を1人ずつ受け取り、1年間の活動を終えて卒団した。
同クラブは、地域や課程での防火・防災を図り、未来の防災リーダーを育てるため、王子ヶ浜小6年生により組織している。1980年に始まった前身の「王子少年消防クラブ」から数えて、これまでに約700人のクラブ員が卒業。中には現役の消防隊員として活躍している人もいるという。
今年度は5人が入部。5月に結成式を行ってから、煙体験や水難救助法体験、消化器取り扱い訓練、救急救命法訓練、はしご車乗車体験、地震・津波防災研修など、月1回のペースで取り組んできた。24日は、修了式の前に防火ハイキングとして熊野古道・高野坂を歩いた。
卒団式では、同消防本部の大西聡予防課長がお祝いの言葉。「今年度はクラブ員が例年に比べて少なかったが、その分少数精鋭でしっかりとした内容のある活動ができた。普段体験することのできないことをたくさん学び、楽しい思い出もできたと思う。この経験と知識はこれからの生活に役に立つ宝物。そして将来の夢の1つに消防士を加えていただけたら」と呼び掛けた。
今年度委員長の江﨑詩恩さんは「1年間いろいろなことを体験できてとても楽しかった。デイキャンプで、みんなでご飯を食べたことが1番の思い出。これから困っている人がいたら助けたり、火事にならないよう教わったことを家族に伝えたい」と話した。
