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紀南抄「校歌に歌われる郷土」

 卒業シーズンは、各校の校歌を耳にする機会が増える。その中で「黒潮」というワードが結構登場する印象がある。私の出身小学校と高校の校歌も「黒潮」から始まる。新宮市歌も「黒潮」スタート。雄大なスケール感と親しみやすさが広く使われやすい理由だろう。
 
 黒潮は、東シナ海から日本の南岸に沿って流れる世界最大級の暖流である。透明度が高く、青黒く見えることからその名前がついた。多様な海洋生物を育み、冬でも水温が高いため南方の魚が北上するなど、日本の豊かな漁業を支える存在でもある。
 
 校歌や市歌に歌い込まれるのは、単なる地理的な特徴だけでなく、地域の暮らしや歴史、人々の営みを支えてきた象徴としての意味合いが大きい。日々の生活の中では特に意識することの少ない黒潮だが、その流れは確かにこの地の根底に息づいている。
 
 ちなみに私調べによると、全校の歌詞に出てきそうな「熊野」は、思いのほか存在感が薄い。校歌が多く作られた戦前から戦後にかけての時代背景が影響しているのかもと想像すると興味深い。
 
【織】

      3月25日の記事

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