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社説「まちの将来へ 貴重な一票を」

 紀宝町長選は25日(日)の投開票に向けて、いずれも無所属で、前町議の榎本健治氏、元町特別参与の向井美樹也氏(届け出順)の2人の新人候補が連日、熱い戦いを繰り広げている。

 2006年(平成18年)の合併から今年1月10日で20周年を迎えた紀宝町。現在の西田健町長は新町発足時の町長選を制すと、5期20年にわたってかじ取り役を担ってきた。一昨年に待望だった熊野川河口大橋を含む新宮紀宝道路が開通し、合併から20年の一区切りを迎えることから、今期限りでの引退を表明。その後、新人2人が相次いで立候補に名乗りを上げた。
 
 選挙戦で榎本候補は「争点は町政の継続か、新しい政治を選ぶか。町にはさまざまな課題があるが、人口減少が本当に深刻。どのようなことをしてでも、人を呼び込まなければいけない」と主張。向井候補は「40年間の行政経験を生かし、西田町長の『子どもはまちの宝、高齢者はまちの誇り』を継承しつつ、『人の命が一番、住み続けたい町づくり』を進めたい」と力説する。
 
 昨年8月、町の人口が合併後初めて1万人を割った。大台割れは当局、議会ともに深刻に受け止め、あらゆる施策を講じて人口減少に対応する姿勢を見せているが、今回の町長選で当選する新たなリーダーの手腕を期待したいところ。
 
 合併後に5回実施された町長選を振り返ると、2006年が新人同士2人の争いで、投票率は86.28%、2010年が現職と新人の一騎打ちで79.09%、2014年が無投票、2018年が現職と新人が戦い64.06%、2022年が無投票で、今回8年ぶりの選挙戦。選挙のたびに投票率が大きく下がっているが、20年ぶりに新人同士の争いとなる今回、どこまで回復するのか注目される。
 
 自分たちのまちのリーダーを決める大切な選挙。まちづくりで大切なのは住民が政治に関心を持つことで、その第一歩が選挙での投票行動になる。2010年の同町長選では18票差という大接戦だった。両候補の政策や人柄を見極め、自身の貴重な一票を棄権することなく投じてほしい。さらに、選挙後は新たなリーダーが公約実現に向けて取り組みを前に進めるかどうか、議会にはその動向を注視してもらいたい。
 

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