和歌山県と熊野御坊南海バスは15日、那智勝浦町の体育文化会館で、公共交通教室を行った。町立勝浦小学校の1年生33人と2年生27人が、バスの正しい乗り方やマナーなどについて、実際のバスを用いて体験学習を行った。
県は公共交通事業者と共同で、公共交通の乗降方法やマナー・ルールなどの学習を通じて、児童の公共交通への理解を深め、利用促進につなげようと行っている。
バスについての学習では、実際に路線バスの車両で乗り方を練習。熊野御坊南海バス職員が、後ろの入り口から整理券を取って乗車し、それぞれ座席に着き、走行中は席を立たないこと、立って乗るときはつり革や手すりにつかまること、降車の際は整理券と運賃を入れて降りることなどを説明。子どもたちは、実際にバスに乗降した。
館内で行った座学では、和歌山県職員が「みんなのための(公共)」「乗り物(交通)」で「公共交通」と説明し、主な公共交通の種類や「一度にたくさんの人が乗れる」「時間を守る」「誰でも乗ることができるなど」などの特徴を紹介した。
最後に、公共交通は現在、利用者が減っており、地域から電車やバスがなくなってしまうかもしれないと話し、「今日おうちに帰ったら、公共交通の大切さを家族のみんなに話してもらって、お出かけする時は、車以外のものに乗ることもお願いします」と呼び掛けた。
