道路の舗装が傷み、交通安全上問題があるとして、本紙記事で改善を呼び掛けていた箇所の一つ、新宮市高田、国道168号の高田口トンネルは、道路管理者の和歌山県東牟婁振興局により、該当箇所の舗装が敷き直され、安全に通行できるようになった。補修までの応急対応としては、トンネル入り口に看板を設置して注意を呼び掛けた。当初この看板の文字が小さく、「見えにくいという声がある」と管理者に伝えたところ、文字を大きいものに変更した。
新宮市相賀の国道168号、道路工事に伴う片側交互通行区間で工事用信号機の赤信号を一方の車が見落とし進入し、規制区間内で多くの車が立往生することがあった。対策として、立て看板で工事用信号機を必ず守るよう周知するとともに、警備員の配置時間を延長し、交通量の多い時間帯をカバーしている。
いずれの事案も”住民の声”に応えてくれたことに感謝したい。住民の中には道路の状態が気になっていても声を出さない、あるいはどこに伝えていいのか分からないという人もいる。本紙はその代弁者としてこれからも状況を伝えていく。
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