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Cafeきよもん

2025年 植地宣之展・吾部墨游倶楽部展
楽しく描くこと大切に
 
 新宮市在住の郷土画家の植地宣之さんと植地さんが講師を務める吾部墨游倶楽部による「植地宣之展~熊野を描く~」および「吾部墨游倶楽部展」が1月30日(木)まで、那智勝浦町湯川のCafeきよもんで開催されている。展覧会では寸松庵からF10の大きさの墨絵が展示されており、展示数は同クラブ生徒の作品が29点、植地さんの作品が24点。

 今回の展覧会では、同クラブ生による臨画や風景・静物を描いた自作の墨絵、植地さんによる「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産登録20周年を記念して描かれた熊野三山をはじめとする熊野古道の風景の墨絵が店内入り口から展示されている。

 クラブ生の展示について植地さんは「今回の展示は12月末に準備を終えていたこともあり、『クラブ生の作品はどれも去年より上達している』とCafeきよもんの常連客の皆さんからお声がけいただきました。クラブ生には上手くなることよりも楽しく描くことを優先してもらっているのですが、多くの方にお褒めの言葉を頂くことで生徒の皆さんが上達している実感を得て、絵を描くモチベーションを高めるきっかけになれば幸いです」と語り、自身の展示については「今回の展示では、昨年7月に熊野古道が世界遺産登録20周年を迎えたことを記念して、熊野の各所の風景を墨絵にし、展示させてもらうことにしました。また、展示には那智勝浦町長から許可を得て『~熊野を描く~』と副題を付け、地元の方だけでなく、より多くの方に観覧していただくことで、熊野の魅力を伝えられれば」と話した。

 出品者は次の皆さん。敬称略。

内田 政子、栗須 しぐれ、千葉 喜美代、中西 美津技、西 英子、濵田 洋子、宮本 千万子、山本 定代
 
電話/0735-52-0881
住所/那智勝浦町湯川5-3
営業時間/10時~15時
定休日/月・火曜
 

      1月 6日の記事

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