太地町は、夏休み期間の7月19日(金)~8月18日(日)の間、「くじらに出会える海水浴場」と題し、町内のくじら浜海水浴場内に設置した生けす内で2頭のクジラを飼育する。
同海水浴場でのクジラの公開展示は2008年が最初で、今年で15回目(2020年は中止)となり、海水浴を楽しみながら自然に近い状態でクジラを観察できると大変好評なイベント。海水浴場に展示するクジラ2頭はハナゴンドウで、7月15日(月)に、くじらの博物館から移動する予定。開催期間中は、1日1回、午前11時から午後1時15分までの間、クジラを生けすから海水浴場内に放す。
展示予定のハナゴンドウは、ともにメスのポピー(体長2.60メートル、体重175キロ、推定年齢4歳、参加1回目)とスミレ(体長2.68メートル、体重198キロ、推定年齢5歳、参加2回目)。町は「海水浴場内を悠々と泳ぐハナゴンドウとのめぐりあいを楽しんでください」と伝えている。