叙勲受章者の方々に喜びの声を聞く取材。いずれも和やかな雰囲気の中、話を聞かせていただく。中にはこれまでの取材活動でお世話になった方もいて、その時のやりとりとはまた違った感じになるのも気に入っている。今回は３人の取材を担当し、２人は初めてお会いする方だった。このうちの１人とは、趣味の話や地域の話などで盛り上がった。

　記者の仕事で大切なのは、相手の話をしっかりと聞くこと。話を聞き、仕入れた情報で記事を書くわけだが、十分な情報を入手するためには、たくさん話をしてもらわなければならない。話好きの人ばかりではなく、いわゆる口下手な人もいる。そのような人にどうやって話してもらうか、記者の腕の見せ所でもある。

 

　また、相対して会話することが信頼関係の構築にもつながる。信頼関係ができれば、電話やメールによるやり取りでも問題ないが、やはり最初は顔の見える関係を目指す必要がある。叙勲受章者の中には、まだ現役、あるいは違った分野で活動する人もおり、今後も取材対象となる可能性がある。引き続き、よろしくお願いします。

 

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