先日、熊野古道センターに行ったところ「犬の小水に困っている」という話を聞いた。記事にしたが、晴れの日より雨の日の朝の方が〝被害〟が多いよう。同じ場所にされるので、金属がさびたり、外壁の板の色が変わってしまった場所もあるという。
「フンは持ち帰ってくれている」という話だったので、犬を散歩させている人は、基本的にはマナーの良い人なのだと思う。雨の日に被害が多いのは、おそらく晴れの日に比べコースが限定されるから。
実際に影響が出ているので、配慮を求めるセンター職員の思いも分かるが一方で、飼い主も「後始末を、と言われても困る」のではないか。今回、事情を聞くまで、思いもよらなかった。
一番は「そのような場所にマーキングをさせない」ことなのだろうが、犬を飼ったことがないので、できるかどうか分からない。ただ、小さい子どもも遊びに来る場所。みんなが安心して使えるよう、極端な話ではあるが「犬の散歩禁止」とならないように、折り合いをつける必要がある。
(M)