地球環境保全という言葉はかなり以前から使われている。地球温暖化防止、生態系の維持、ごみ減量などいろいろな分野があり、場所によっては人の活動の影響をなくすために「立ち入り禁止」となっている。専門家が、持ち物にも慎重に気を使わないと調査ができないという場所もある。
化石燃料の使用抑制では、二酸化炭素、つまり温暖化ガスの排出抑制という視点で語られることが多い。最近は「石油埋蔵量はあと何年」という話を聞かなくなったが、限りある資源であることは変わりない。
いろいろな資源で同じことが言える。金属関係では都市鉱山として、廃棄される電気製品に注目が集まる。一方で、効率的な合金や代替素材の開発なども進む。
持続可能性という観点は、経済にとっても大きなキーワードらしい。先進諸国にとっては大量生産、大量消費から転換を図る必要があるが、持続可能な産品、地域などに注目が集まっている。先行してそのような地域を目指すことは経済的メリットにもつながる。
(M)