所得税などの確定申告の受け付けが始まっている。オンライン申請、いわゆるeーTax(イータックス)が普及しており、65%がパソコンまたはスマートフォンでの申告らしい。
この時期、よく話題になるのが競馬の払戻金。細かな条件があるようだが、一時所得が20万円を超えると確定申告が必要という。この時、基本的に「はずれ馬券」の購入分は除外されないことになっている。国税庁のQ&Aでは一時所得の例としてわざわざ「競馬や競輪の払戻金(営利を目的とする継続的行為から生じたものを除きます。)」と記載している。
一般の感覚とは大きくかけ離れた運用と思うが見直されるという話は聞かない。一方、宝くじ、サッカーくじの払戻金は非課税になっている。
以前に比べ、副業、暗号資産など収入を得る手段が多様化している。以前「億り人」などの言葉がはやった時期は、税金の不申告のニュースがよく出ていた。税務署は「正しく申告を」と呼び掛けている。決して裏金にすることはあってはならない。
(M)