ごみの分別は率直に言って面倒である。なるべく再利用を心掛けているが、特に食料品の包装や容器は分別しきれずにまとめて捨ててしまうこともある。また、一人暮らしなので、瓶や缶のごみは出にくく、いわゆる可燃ごみに交ぜてしまうことはしないが、それだけ別に捨てるのはおっくうだ。
細かく分別をしなければならないと負担が大きくなる。尾鷲市でいうと、飲料缶はアルミとスチールを分ける必要はないが、缶詰や塗料の空き缶は、汚れが取れば「空き缶」や「その他金属類」で、そうでなければ「複合製品としてその他の日」に出すことになっている。また、紙類のホチキス、段ボールや発泡スチロールの箱に貼られたシール、テープなどを取るのも結構大変。
今後、いわゆるプラスチック新法への対応が課題になる。生活のいたるところにプラスチックやビニールがある。5市町が一緒になって取り組むことになりそう。高齢化が進むとごみ出しもより大変になる。できるだけ取り組みやすい形で仕組みをつくってもらいたい。
(M)