今年の県立高校入試がまもなく始まる。先だって、昨年末時点の中学3年生の意向調査の結果が公表された。尾鷲高校は全日制の普通科スタンダードコースとシステム工学科がほぼ定員と同数。情報ビジネス課は定員の8割、プログレッシブコースは定員の4割。
プログレッシブコースの希望者が少ないのが気になる。勉強が難しくなるのが不安であるとか、部活の力を入れたいなどそれぞれの事情があるとは思うが、進学に向けてもっと積極性がある方がよい。
入試制度が多様化している。自分が高校生のころは、よほど成績優秀者でないと、推薦入試で入れるのはワンランク下の学校だったが、今は学生数が減ったこともあり、かなりの有名校にも推薦で入るチャンスがあるらしい。
受験あるいは進学した後の学習を考えると、より進んだ勉強をしておくことはメリットがある。また、多少のハードルはくらいついて行けば越えられる。後期入試まであと1か月余り。狙えるならチャレンジを考えてほしい。
(M)