令和6年が始まった。新年早々に能登半島で大きな地震があった。お亡くなりになられた方の冥福をお祈りするとともに、被災した方にお見舞い申し上げる。
揺れによる家屋の倒壊、火災、津波、液状化、土砂崩れなどが発生。停電や断水も続く。また、石川県だけでなく富山県や新潟県などでも被害があった。4日正午の段階でも全容が判明してない。
三重県は富山県、石川県、福井県などと中部9県1市災害応援に関する協定を結んでおり、石川県に水100トンあまり、ブルーシート2500枚などを届けたほか、石川県および同県輪島市に職員を派遣したという。
家は残っても、実際には「危なくて使えない」という建物も多いと思う。雪が降ればその重みも不安材料だろう。例えば春までとか仮設住宅が用意されるまで、希望する人を空き家などで受け入れる仕組みができないか。
南海トラフ地震を考えると他人事ではない。自助、共助は大切だが、より災害に強い公助の仕組みも充実させていく必要がある。
(M)