尾鷲市は体育文化会館と中央公民館を耐震長寿命化し、合わせて教育委員会の入っている庁舎別館を取り壊し、複合化を図る計画を立てている。総事業費はざっくりとした計算で10億円を計上している。市庁舎の耐震に続いて、野球場整備、広域ごみ、津波避難タワーなど規模の大きな事業が重なる。
庁舎別館は教育委員会の事務室、教育長室、会議室、あおさぎ教室、武道場などが入っている。中央公民館も、一部議員から図書館の拡張が求められている。トイレのバリアフリー化や、中央公民館は小さい子どものおむつを替える場所なども必要になるだろう。体育館の使っていない部屋やステージを活用するようだが場所が足りるのだろうか。
整備する時に、思い切ってお金を掛けていかないと、追加工事になれば施設が使えなくなったり、動線が悪くなったりすることが考えられる。一度にやれば必要ない費用もでるだろう。財政的に「今ここで」と決意して取り組むのだと思う。整備後、使いだして困らないようしっかり取り組んでほしい。
(M)