熊野ベースボールフェスタの秋の練習試合が先週の土・日曜日に行われた。尾鷲高校は紀南高校と連合チームを組んで参加。2日目の2試合目、篠山産業(兵庫県)に10ー9と惜敗。強豪の「胸を借りる」中で善戦した。近大新宮が横浜隼人に7ー2で勝っており自信を付けたことと思う。
28日に始まった尾鷲市議会での加藤千速市長の市政報告によると、新野球場の造成工事は契約が完了し着手となったとのこと。課題は多いものの、展望も描ける施設ではある。大いに有効活用が図られることを期待したい。
今回の練習試合で当地方に来てくれる高校は、顧客となりうる高校と思う。以前、東北地方の有名チームの監督に聞いた話だったと思うが、寒い地域の強豪校にとって熊野は春の選抜大会前に練習するにはちょうど良い場所という。熊野市の球場は2つ。尾鷲でも当然、誘致が可能。
下村新吾副市長によると、北陸からは来やすい距離という。「3時間かからない」と聞いて驚いた。地の利は大いに生かすべきだろう。
(M)