今さらながら「ポケモンGO」にはまっている子どもたち。スマホなどの位置情報を活用することで、現実世界そのものを舞台としてプレーするゲームで、レアなポケモンをゲットしては喜び、逃げられては悔しがり、大騒ぎで楽しんでいる。
遊ぶのはいいのだが、車で移動中に「曲がって」「止まって」「戻って」などと指示をしてきたり、「どこどこにレアポケモンが出現したから連れて行って」と突然依頼される。出かけるたびに振り回されっぱなしだ。
また近頃、同じように現実世界と連動させてモンスターをハントする別のゲームがリリースされ、これを始める大人も増えているという。子どもと一緒に楽しめるので、「ぜひやろう」と誘われるのだが、ゲーム中心の生活になってしまうのが目に見えているので躊躇(ちゅうちょ)している。
子どもと一緒にいろいろなところを回っていると、神社や公園、記念碑など、家の近くにこんなところがあってこんな名前だったんだと再発見することがある。余裕があればそんな話題も取り入れつつ、楽しめるゲームなんだなと思う。
【織】