那智勝浦町は町内の活性化を図ることを目的に、勝浦湾での打ち上げ花火を昨年に続き計画し、その1回目の打ち上げを7日夜に行った。見物客は約15分間、夜空を明るく染める花火を楽しんだ。2回目は11月18日(土)に予定している。
昨年、3年連続で中止になっていた那智勝浦町花火大会(同実行委員会主催)に代わるイベントして町が初めて計画。空気が澄んだ秋に行うことで、夏とは違った良さを表現することができ、関西初披露となったエメラルドグリーンの花火も話題となり2回とも好評だった。
今年も当初から打ち上げ関係の予算を計上し、準備を進めていた。1回目の打ち上げは「海の章」と題し、那智勝浦オーシャンビューを表現。エメラルドグリーンを含む色とりどりの花火が次々と勝浦湾内に打ち上がり、スマートフォンを掲げて写真や動画の撮影を行う見物客の姿が見られた。
また、この日は日中から夜にかけて、勝浦漁港内で「Arcadein那智勝浦2023」のイベントが行われていたこともあり、花火開始時、漁港周辺は大いににぎわっていた。