尾鷲市の津波避難タワー整備。立ち消えになったと思っていたら、中井町の旧中京銀行と、旧矢浜保育園という候補地の話が出てきた。中京銀行とはある程度話が進んでいるよう。そうでなければ加藤千速市長も公表に踏み切らないだろう。施設をそのまま使うのか、取り壊してタワーを建てるのかは現段階では不明。
中京銀行の場所は住宅密集地で、高台までは離れている。近くの高い建物と言えば福祉保健センターか。また、旧矢浜保育園の場所に避難施設があれば、中電敷地からの避難場所にもなりそう。
「命が助かればよい」という施設ではあるが、鉄骨の避難タワーはとても怖い。また、備蓄品を置いておくのに適当とはいいがたい。せっかく整備するのだから、プラスアルファの機能を持たせるのがよい。
基本的に、使うことになるのは近隣住民。半日程度、そこにいなければならないことも考えられる。当然、予算との兼ね合いもあるが、より安全に逃げられ、かつとどまれるよう、住民の意見も聞きつつ計画を立ててほしい。
(M)