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不連続線「大燈籠作り続けて」

 今年の燈籠祭の見物客数は主催者発表で5万人。昨年の1.8万人、コロナ前の4年前の3.5万人を上回った。実感としても今年の来場者は多く、シャトルバスから路肩に駐車している車を見ていると、なにわや和泉、豊田、練馬など県外ナンバーが目立った。昨年のSNSで評判を呼んだことも大きいのではないか。

 多目的広場に赤羽公園と、町内全体で確保した駐車場も余裕がなくなり、現場の担当者がシャトルバスを追加。臨機応変に対応したが、受け入れ体制として限界に近かったのではないか。

 燈籠祭の強みは、花火や燈籠の美しさだけでなく、「地元有志が毎年大燈籠をつくる」という在り方にある。実行委員長が毎年代わるのも特徴的で、主体的なイベントの担い手を育てていく下地があるからこそ、昨年はコロナ禍の中で開催に踏み切れた。花火大会が少なければアマチュアカメラマンが集まりやすく、その中で珠玉の1枚がバズった、と考えると、今回の5万人という数字は、毎年大燈籠を作り続けてきた成果が花開いた感がある。

(R)

      7月26日の記事

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