連日テレビから流れてくる集中豪雨の爪痕。また、今日も日本各地で予想される警報級の大雨に対して、警戒を呼び掛けるアナウンスが行われている。紀伊半島大水害を経験しているからこそ、いつまた自分の身に災害が襲い掛かるか、他人事には思えない。
紀伊半島を有する和歌山県は台風銀座と呼ばれ、中でも潮岬は台風が近づくたびにテレビに登場する夏の風物詩のような場所。台風の上陸回数は、和歌山県は全国第3位。いかに多くの被害に遭ってきたかが分かる。
近年では台風シーズンに限らず、いつでもどこでも集中豪雨などの自然災害が発生するようになってきたように感じる。梅雨時は特に、グズグズした天気が続くというよりも、ザーッと大雨が局地的に降るような感覚。
例年であれば、間もなく梅雨が明ける。そうすれば今度は、夏が本番を迎える。暑さにも警戒しなければならないし、台風もじきにやってくる。
暑い暑いと言っていても、8月に入ればあと4か月後には12月になり、寒さに凍えているのかなあと思うと不思議な感覚もする。
【織】