レジ袋が有料化になって丸3年が経過。これまでに、どれほどプラスチックごみ削減の効果があったのだろうか。環境問題について考え、行動を変えるきっかけになった人は多いと思う。しかし実際には、ごみ袋として利用していた分をわざわざ購入したり、あちこちでもらう大量のエコバッグを結局捨てるという元も子もない状態になっている気もする。
昨年4月にプラスチック資源循環法が施行されて以来、飲食店やファストフード店などの紙ストローも随分普及してきた。自然環境保護の観点からは賛成なのだが、使いにくくて苦手だ。唇にペタペタ引っ付くし、時間が経つとふにゃふにゃになってしまう。そんな紙ストロー不得手派の人々のために、マイストローなるものもあるらしい。
日本は、1人あたりのプラスチック容器包装の廃棄量がアメリカに次いで世界第2位という。マイバスケット持参で購入した総菜や刺身の食品パックやトレーがとてもかさばり、ごみ箱をあっという間に満杯にしてしまうのを見ると、これこそ何とかならないものかと主婦目線で思ってしまう。
【織】