城ノ浜プールが7月16日にオープンする。城ノ浜地区は、ホテル季の座がエグゼクティブフロアやペット同伴のコテージ、孫太郎オートキャンプのグランピングドームなど積極的な観光施設整備が目立つ。
今年の尾鷲高まちいくのテーマは魚まちで、魚まちの活性化を地域おこし協力隊が担当するテーマに組み込むなど、町としても紀伊長島地区の観光の強化に力を入れ始めたという印象。地域全体で同じ方向を向き、観光資源を増やし、重層的な取り組みを展開していくことに可能性を感じる。
燈籠祭が昨年SNSで評判を呼び、全国放送でも取り上げられたが、これを紀伊長島の観光誘客に利用できないか。例えば、燈籠祭の大燈籠は解体されるが、これをシーズン中はプールか海水浴場に設置するのはどうか。ライトアップすればナイトプールとしても活用できる。新しいプールは観光客に来てもらうだけでなく、町民に愛される施設になるべきで、地元の伝統文化に根付いた名物が呼び物になれば町民の愛着にもつながるのではないか。
(R)