先日、県警の高速隊が紀勢自動車道紀北パーキングエリアで事故防止の街頭啓発を行った。雨の日に事故が多いということで、同日の3署合同テロ対策訓練の後、約30分取り組んだ。
直近では5月30日に紀伊長島インターチェンジ(IC)と海山ICの間で、中型貨物自動車の自損事故が、熊野尾鷲道路で準中型貨物と普通車の正面衝突事故が発生している。国土交通省紀勢国道事務所や中日本高速道路がこまめに安全対策工事をしており、啓発に参加した隊員は「(雨の日の事故)は大きく減っている印象ではある」と語るが、新型コロナウイルス感染症の影響緩和で交通量が増えたためか、事故件数自体は増えている。
道路の下が地面の場所はワイヤーロープが張られていて、一応、反対車線に飛び出てしまわない構造だが、トンネルや橋の上はポールが立っているたけで、正面衝突の危険性は大きい。いわゆる高速道路で漫然運転になりやすい。下り勾配で思ったよりスピードが出ている、ということもある。気を付けて運転する必要がある。
(M)