• 本日の新聞広告
  • 17時更新
    三重 東紀州ニュース
  • 17時更新
    和歌山 紀南地方ニュース
  • イベント情報

不連続線「100年に1度の雨」

 前線と台風のコンビは大雨の典型例だが、梅雨入り早々、大雨が降った。梅雨の前半はしとしと、後半に大雨が降るというのがパターンだが、これまでの感覚でいてはいけないような事象が次々起こる。
 
 先週、2日の大雨は、尾鷲市と紀北町では幸い、大きな被害はなかった。三重県南部に線状降水帯が発生したとして「顕著な大雨に関する情報」が出て、南伊勢町や志摩市、鳥羽市などは影響があったよう。人的被害がなくて何より、と思う。
 
 浜松市天竜区では24時間雨量が500ミリを超え、「100年に一度」よりまれな雨量だったそう。考えなければいけないのは、「100年に一度」の頻度がこれからどんどん高くなるだろうということ。この後100年、そのような雨が降らないのではなく、頻発する懸念がある。
 
 6月は土砂災害防止月間。今回の大雨でも土砂崩れに巻き込まれて亡くなった方がいる。現状、被害防止で一番あてになるのは、早めの避難。情報を収集し、予兆などに警戒して、せめて命だけでも守ることが大切だ。
 
(M)

      6月 7日の記事

      最新記事

      太平洋新聞 電子版 お申込み
      ご購読申し込み月は無料
      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      ニュースカレンダー

      速報記事をLINEでお知らせ 友だち追加

      お知らせ