尾鷲市向井、県立熊野古道センターの交流棟で、信楽焼のまちを撮影した写真展「緋色(スカーレット)の里と狸囃子(たぬきばやし)」が開かれている。5日(月)まで。
伊勢市の写真愛好家、金子政文さんが、滋賀県甲賀市の信楽町に3年間通って撮影し続けた。信楽焼は2019年NHKの連続テレビ小説「スカーレット」のモチーフとなっており、観光旅行で訪れたところ町の魅力にひかれたという。
信楽高原鉄道のスカーレットのラッピング電車や、名物のタヌキの置物が並ぶ街角、緋色の炎が燃え続ける登り窯、サンタクロース、マスクやサンタクロース姿の巨大タヌキなどA4判185点が並んでいる。
金子さんは「何かいいことが起こるような気がする、歴史あるすばらしい焼き物の里をゆっくりと歩くような感じで見てほしい」と話している。
開場時間は午前9時から午後5時まで、最終日は正午まで。
▼イベント情報
- 日時
開催中~6月5日(月)
午前9時~午後5時(最終日は正午まで) - 場所
県立熊野古道センターの交流棟(尾鷲市向井)