対話型人工知能(AI)「チャットGPT」が話題を呼んでいる。横須賀市が自治体として初めて試験導入を決めた一方、鳥取県知事は業務での活用を当面中止すると述べており、地方でも対応が割れている。
ガイドラインは今後定まるとして、人手不足が課題の地方こそデジタル技術を積極的に取り込んでいく必要がある。実際に使うか、使えるかはさておき、まずは触れてみることが重要。
ということで、実際にインストールして「尾鷲市をPRしてください」と質問したところ、自然や海の幸を盛り込んだ返答が数秒で出力された。文章の構成はしっかりしているが、一部の内容が不正確。もちろん正確性は徐々に向上していくが、あくまで補助ツールの域を出ないのでは、という感想。回答のスピードは魅力で、例えば、会議中に出てきたアイデアを一旦まとめて叩き台にしたり、参考例を列挙する場合では活用できそう。
AI曰く「尾鷲市は、美しい自然と美味しい食べ物が満載の街です。ぜひ、一度訪れてみてはいかがでしょうか」
(R)