職業柄、名刺をもらう機会が多い。名刺は初対面の人に自分を知ってもらう自己紹介ツールであり、本人の顔。インパクトのあるもので印象付けようと、白地に黒文字のシンプルなものだけでなく、四角以外の形、立体、木材関係の仕事なら木製、繊維関係なら布など、凝ったものも多い。
先日、新宮市の田岡実千年市長の名刺を頂戴した。表面には新宮市の名勝や名物の写真を掲載して市をPR。名刺交換の際に話題になったり盛り上がることも多いという。裏側は、カメラマンの市長が自ら撮影した熊野灘シリーズ。海から昇る朝日やシラス漁など現在6種類あり、新宮愛にあふれた1枚となっている。コレクションしている人もいるのだとか。
和歌山県の岸本周平知事の名刺は、県のPRキャラクターのパンダのわかぱんと、紀州犬のきいちゃんをドーンとプリント。一目で和歌山と分かりやすいし、かわいらしくて好印象を持たれると思う。
自己満足でいいのなら、自分の名刺は、ピンク色のファンシーでラブリーな感じにしたい。恥ずかしくて誰にも渡せないけれど。
【織】