昨シーズン大活躍を見せた尾鷲市野地町出身、阪神タイガースの湯浅京己投手が15日の練習試合に出場。2死1、2塁のピンチを招くも今季初の対外試合を1イニング無失点で抑えた。WBC公式球に慣れながら、習得中の横スライダーなど今後に向けてさまざまのことを試してのピッチングで、目線はもうWBCやペナントレースに向いている。
17日からは侍JAPANの合宿に参加し、いよいよ〝日本代表の湯浅京己〟となる。今年も甲子園で全力投球する姿が見られるのが何よりの楽しみ。
紀北町相賀出身、アルビレックス新潟の谷口海斗選手は初のJ1でのシーズンを迎える。J1昇格で戦力補強もあり、スタメンはどうなるのかと気をもんでいたが、専門誌の予想では新潟の布陣は4—5—1で、ワントップの一番手として谷口選手の名を挙げている。
新潟の開幕戦は18日午後2時からで、対戦相手は昨シーズン5位、さらにかつて日本代表の10番をつけていた香川真司選手が復帰したセレッソ大阪。5年前、J3グルージャ盛岡に入団して「力をつけてステップアップしたい」と意気込んでいたが、とうとうここまで来た、という思いがある。
(R)