新型コロナウイルス感染症は3年目に突入。今年は、ワクチン接種が進んだことで、ゴールデンウイークは「行動制限のない」連休となったほか、きほく燈籠祭、全国尾鷲節コンクール、おわせ海・山ツーデーウォークなど、「3年ぶりに」行われた大規模イベントもあり、ウィズコロナが進んだ。
おわせ市民花火は、「港まつり」ができないなか、実行委員が寄付を呼び掛けて実施。最初は雨に降られたが終盤には上がり、多くの人が久々の盛大な花火を堪能した。
話題を広げると、ロシアのウクライナ侵攻、安倍元総理大臣の襲撃事件など、世界をゆるがす出来事があった。いずれも、今だ影響が出ている。特にロシア問題については日々状況が報じられ、戦争の悲惨さがリアルタイムに伝わってくる状況となっている。
来年の干支は卯(う/ウサギ)である。やさしい、心を和ませる動物という印象がある。尾鷲神社の大絵馬を制作した尾鷲高校の生徒は「平和になってほしいという願いを込めた」と話す。安全安心の暮らしは平和が基盤。昨年、今年と非常事態が続いた。コロナの影響はあるにせよ、来年こそは穏やかな年になってほしいものだ。
(M)