4年に一度のサッカーの祭典、FIFAワールドカップカタール大会が始まった。日本はドイツ、スペインと同じ予選リーグで、コスタリカもFIFAランキングで31位と、24位の日本と同レベルの実力と言える。予選3試合とも難しい試合となるだろうが、大舞台で強豪との試合は楽しみ。
本紙地域でもサッカーでうれしい話題が続いた。まずは庄司壮晴選手の津工業、北村一真選手の国見が選手権(全国大会)に出場を決めたこと。庄司選手は決勝戦で2ゴールを挙げてキャプテン兼エースストライカーとして存在感を示した。北村選手も10番を背負ってアシストを量産し、ネットニュースには「名門復活」の文字が踊った。
忘れてはならないのが、谷口海斗選手が所属するアルビレックス新潟のJ2優勝とJ1昇格決定。ここ数年の谷口選手はなにより意志が強い選手という印象。高校時代は強豪四日市中央の2軍、岐阜経済大学でFWとして才能が開花し、住み込みで働いていたいわてグルージャ盛岡時代からステップアップをし続け、サッカーに専念できる環境を自らつかみ取った。
ワールドカップは彼らの夢の頂点、そう思うと応援にも少し熱が加わる。
(R)