最近、ユーチューブにはまっている。宇宙の話とか、大陸移動説の説明とか、動画で見ると「動く」ので、スケール感や変化が非常に分かりやすい。見たい動画を選ぶと、関連したものが次々表示されるのも、ついつい見続けてしまう要因になっている。
本やテレビ番組と一緒で、いろいろな分野の動画がある。小中学生の学力や生活習慣との関係で、「スマホやテレビを見ている時間が長い」「自宅学習や読書の時間が短い」ということが課題となっているが、知識を得るという観点でみると、結局は「道具の使い方」ということになるのかもしれない。
とはいえ、読書、あるいは書かれたものを読む行為の重要性は変わらない。いろいろなものを読んで、理解して、判断したり行動したりする。本を読む習慣は付けておいた方がいいのは確かだ。
語学学習の時に、「まずは興味のあるテーマから」と教わった。日本語での知識があれば、外国語でもなんとなくイメージがつかめる。知らない分野だと、単語にすらなじみがなく、読み進められなくて挫折につながる。
「読書の秋」と言われる。ぜひ、いやがらずに読書に取り組んでもらいたい。
(M)