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第17回 書清会展

特別展は初めて 会員の力作も並ぶ
桑原翠邦氏らの書31点
 
 皇室に書を進講していた、故桑原翠邦氏の教えを受け継ぐ書道グループ書清会(海上翠舟(昶)代表)による特別展示が熊野市井戸町の文化交流センター多目的ルームで開催されている。桑原氏のほか明治期に活躍した書家らの作品31点が展示されおり、クマノミチ(同センターの通路)では会員の作品が見られる。多目的ルームの展示は15日(木)、クマノミチは18日(日)まで。午前9時~午後7時、最終日は午後3時。月曜休館。
 
 書清会展は年に1度御浜町で開催してきたが、一昨年はコロナ禍で中止し、昨年から同センターで開催している。特別展示は今回が初めて。
 
 特別展示は桑原氏の作品が最も多く、氏が教えを仰いだ比田井天來・小琴夫妻や明治期の書家・日下部鳴鶴、巖谷一六ほかの貴重な作品を展示。桑原氏から海上代表に送られた手紙を表装したものなどもあり、桑原氏と海上代表の師弟関係がうかがえる。
 
 このほか今年の全国書初展に入賞した中村祐子さん(桃雅・御浜町・師範漢字特別賞)、阪本気鋭さん(利光・御浜町・一般部漢字文化院賞)、山神慶子さん(紀宝町矢渕中3年・学生の部・準文化院賞)の作品も並ぶ。
 
 クマノミチの会員の作品は軸物の大きなものを中心に力作がそろう。「まだまだ続くコロナ禍ではあるが、多くの皆さまに少し立ち止まって作品を堪能していただくことで、寸暇の癒やしを感じていただければうれしく、喜びでもある」と伝えている。
 
場所/熊野市文化交流センター(熊野市井戸町)
 

      9月12日の記事

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