千葉県のコンビニで、助手席に20代の女性が乗ってエンジンをかけたまま駐車していたオープンカーの軽乗用車に男が乗り込み、そのまま逃走。助手席の女性は車から降ろされて大事に至らなかったが、男はその後、事故を起こして死亡するという事件があった。
当地方でもコンビニや金融機関の駐車場、店舗前の路上でエンジンをかけたまま車から離れる光景が見られるが、道路交通法には、車から離れるときはエンジンを止めてサイドブレーキをかけるなど停止の状態を保つために必要な措置をとること、他人に無断で運転されることがないように必要な措置をとることなどが定められている。
県内でも2年に1回程度、コンビニの駐車場から車が盗まれる事件が発生しており、当地方で絶対にないとは言い切れない。盗難車が事故を起こした場合、エンジンのかけっぱなしやエンジンキーを付けたままなど、適切に管理していない場合は被害者であるはずの本来の所有者も賠償責任を負うことになることもあるという。
エンジンをかけたままの車を盗むのはたやすいこと。短時間でも必ずエンジンを止めてキーを抜いたり、ドアロックをすることが大切である。
(J)