花粉症の方々にとって、今年も非常につらい季節がやってきた。気温の上昇に合わせて花粉の飛散量もぐんぐん加速し、現在スギ花粉のピーク真っ最中。ヒノキのシーズンも始まり、これからまだしばらくは、鼻水や鼻づまり、目のかゆみなどに悩まされる日々が続きそう。
花粉症と年齢はどうやら関係があるようで、私は発症して5年目ぐらいまでの20代前半が特にひどい症状だった。鼻がつまっているのに鼻水が滝のように流れるため、ティッシュ箱を常に持ち歩いていなければならないほど。朝目覚めると枕元には大量のティッシュの山で、目は腫れ、味覚はなくなり、本当に春がうらめしかった。
それが年齢を重ねるごとに症状が軽くなり、今では薬に頼り切っている部分もあるが、不快感は相当軽減されている。対照的に、小学生のわが子は毎日、とてもつらそう。夜中に寝苦しそうにしているのを見ると、何とか代わってあげられないものかと心苦しくなる。アレルギー体質が遺伝してしまったようで大変申し訳ないのだが、薬をうまく利用しつつ、つきあっていくしかない。特効薬が開発されないか密かに期待している。
【織】