携帯電話に知らない番号から着信があると、出るのをためらう人は多いだろう。当方は仕事柄、取材や営業の電話連絡もあるため、出られる電話には全て応じているが、先日から営業・勧誘電話が続いた。その電話番号を電話帳に登録し、今後は出ないことにした。
お得な料金プランがあるので、契約している携帯電話会社を変更してもらえないかという内容のセールス電話。丁重にお断りしたにもかかわらず、同じ内容の電話が数日おきに3回続いた。「先日も別の方がかけてきて、お断りしたのですが…」。いわゆるテレホンアポインターが次から次へと顧客情報をもとに架電しているのだろう。さすがに3度目になると腹が立って、「もうかけてこないで」と少し強めに返した。
電話での営業は難しい。相手がものすごく忙しいかもしれないし、全く興味がないかもしれない。“営業は5回に1回の仕事”と教わったものだが、それは訪問しての話。間をおかずに、何度も電話で迫られても、迷惑に感じるだけだ。相手の状況が見えない電話でのやり取りは、気配りしながら慎重に行う必要があると改めて感じた。
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