熊野尾鷲道路尾鷲北—尾鷲南IC間の開通で、尾鷲市街地の国道42号の交通量が減り、随分走りやすくなった。当地方で唯一の4車線。開通までは駐車場から道路に出ようとしても、右からも左からも2車線にわたって車が行き交い、駐車場から右折で出る場合、時間帯によってはなかなか出られなかったが、今はそれほど待つこともない。加えて、直線だけやたらと飛ばす県外ナンバーの車もほぼほぼ見かけなくなった。
交通量が減ったことで懸念されるのが、スピードや信号無視。先日、ホームセンターの駐車場から熊野方面に出ようとしたときのこと。海山側から来る車が途絶え、熊野側の尾鷲病院前交差点は黄色から赤に変わって車が途絶えた。道路に出た瞬間、熊野側から中央寄りの車線を猛スピードで走ってくる車。慌ててブレーキを踏んだ。交差点から100メートル足らず。明らかに交差点を曲がってから出せるようなスピードではなかった。
熊野尾鷲道路の開通で地元経済への影響が懸念されるが、加えて重大事故が発生するようではマイナスばかり。信号が赤なのに走り出す見切り発進もいただけない。ルールを守った安全運転が大切である。
(J)