インターネットの普及により、私たちの生活が劇的に便利になった反面、さまざまな犯罪も年々増加している。スマートフォンをよく利用する中高生らは、ツイッターやインスタグラムなどのSNSがきっかけで事件に巻き込まれるケースが多く、抑止のための啓発活動が重要となってきている。
先日、新宮高校で生徒に向けた人権観賞会があり、ネットトラブルの具体的な事例を動画で紹介しながら、被害に遭わないためにはどうすればよいかを学習する機会があった。気軽な気持ちで写真を送ったりSNSに掲載したりして犯罪に発展することがあり、1度ネットに拡散された情報を完全に消すことは難しいという。
我が家でも最近、小学6年生の息子にせがまれてスマホを購入。今のところは同級生たちと楽しそうにアプリでやりとりしたり、ゲームをしたりしているが、SNSなどを通じていつ誰とつながるかは分からない。
これから先、すべての行動を監視することは難しいだろうが、楽しさの裏側にあるネットの危険性を伝えることが親世代の役割。うざがられても、口をすっぱくして注意していこうと思う。
【織】