朝夕は冷え込むようになったが、プロ野球のペナントレースはまだ熱い。オリンピック期間に公式戦が休止されていたこともあり、ドラフト会議が終わってもまだ優勝チームが決まっていない。
22日、久々に朝刊のスポーツ欄を見て驚いた。パ・リーグは2位の球団に優勝マジックがついている。セ・リーグは尾鷲出身の湯浅投手が所属する阪神が2位。逆転優勝に期待しているファンも多いと思う。
おわせシーモデル事業に関して、新野球場や多目的グラウンド整備の概要が示された。入場料が必要な試合の誘致は難しいと思うが、熊野市と連携すれば野球、ソフトボール、ラグビーなどでの活用が十分に見込める。副市長によると、過去にも選抜高校野球大会前の合宿の話があったよう。
津波の懸念はなくなることはない。黒潮道路を通って国道42号まで逃げることを考えると、とりあえず跨線橋までスムーズに行けるのか。「最後の命のとりで」の築山は標高14メートルでいいのか。津波が危険なので土地利用を放棄するという手はないが、具体的な設計には十分な安全への配慮の上、よりよい球場になることを期待したい。
(M)