衆議院選挙は19日に公示。実質的には任期満了の選挙となる。これまでの通りの政治の枠組みか、あらたな形になるのか。各候補者、各政党の声をしっかり聞く必要がある。
「この人・この政党がいい」、「人物はよく分からないがこの政党だから」、「小選挙区はこの人だけど、比例区は別の政党に」いろいろな投票の仕方が考えられる。
インターネットでは「とにかく投票に行こう」というメッセージがたくさんみられる。国をよりよくしていくのは私たちの1票の積み重ね。
香港について言及しているコメントが目についた。日本では一応誰でも立候補できるが、香港では今年行われた選挙から立候補が制限された。それを考えると、一票を投じられることがありがたい。
選挙権は、長年の抑圧の末に庶民が勝ち取ってきた権利。戦後、はじめて投票に行ったという女性はまだ存命だが、そういった事実を忘れがちである。
選挙の時だけ「皆さんのために」と言って、選挙が終わると国民、住民の方を向いていないように思う政治家もいる。その人たちの過ちをただす機会。主権者としての力量が問われる。しっかり考えて1票を投じたい。
(M)