「ありがとう」や「すみません」。会話中に自然と出るが、相手に対する気遣いを示す大切な言葉だと思っている。無意識に出るケースもあるだろうが、相手側からすれば言われて悪い気はしない。
先月26日に予定されていた新宮市のワクチン集団接種が、警報発令によって当日朝に中止が決まった。マニュアルに沿った対応で、中止は致し方のないこと。家族がこの日午後に1回目の接種を予定していたが、延期となった。これについて異論を唱える気持ちはないが、数日後、日程変更を伝える封書が届き、中身を見て少し残念な気持ちになった。
警報発令で中止になったため、〇月〇日に変更します。「日程変更でご迷惑をおかけして申し訳ございませんが…」の一言があってもよかったのでは。集団接種の日程が決まってから、職場でシフト調整をしてもらい1回目、2回目ともに予定を開けていた。それが日程変更に伴い再度の調整が必要となり、本人だけでなく同僚のシフトにも影響が及び、申し訳ない気持ちになったという。
誰の責任でもないが、文書の冒頭に一言あれば気持ちが和らいだと思うのは当方だけだろうか。
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