繰り返し載せている情報が、時節に合っていないことに気付き「しまった」と感じることがある。一つ一つの記事は見直すが、パッケージになっている部分が盲点になる。本質部分では誤りではなく、伝えたいことが伝わらなくなる訳ではないものの、情報を扱う業種として恥ずかしい思いをする。
エリアワンセグの音声は、繰り返し放送されていることもあり「聞き流す」という人が多いだろう。まれに、一部分だけが耳に届き、えっ?と思うことがある。
先日まで、市内の男性が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたこと、感染防止対策に注意してほしいという内容の放送があった。「本日・・・県から報告がありました」。続きを聞けば、以前と同じ放送と分かるが、緊急情報を知らせるには不適切と言える。最初に「○日の情報です」などと言っておけばいいのではないか。
いまだに「いままでにない初めての冬を迎えます」という放送がかかっている。市役所内でも見過ごされているのは、コロナ対応にあたっている福祉保健課が忙し過ぎるからではないか。来月にはワクチン接種が始まる。円滑に進めるためにも他課の後方支援に期待したい。
(M)