尾鷲市立中央公民館の絵画サークルの作品展が、同館1階で行われている。伊藤郁代表をはじめ受講生9人の34作品を展示している=写真。
サークルは第1土曜日の午前10時から4時まで計9回実施。いくつかの果物や野菜を組み合わせたもの、生けられた花などをモチーフにした静物画に取り組んだ。サークルの活動時間に仕上げたものもあれば、熊野古道センター主催の水彩画教室で制作した熊野古道の作品などもある。
伊藤さんは「例年はモデルに来ていただいて、人物画を描く日もあるが、昨年はできなかった。最近は水彩画が充実してきたが油絵もいい作品が多い」と話した。
22日(木)午後3時30分まで展示している。午前9時から午後9時まで鑑賞できる。「コロナがなかなか収束しないなか春を迎えた。沈んだ日常に、少しでもほっとする気持ちになっていただければ」と来場を呼び掛けている。