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紀南抄「聖火リレーで思う」

 東京オリンピック・パラリンピックの聖火リレーが7日と8日は三重県、9日と10日は和歌山県でそれぞれトーチをつないだ。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、沿道での応援は極力控えてライブ中継で観戦するよう事前に呼び掛けられていたが、本紙エリア各地点でもめったにない機会を生で見物しようと大勢の人が訪れた。
 
 それでも、見物客同士の間隔を意識しながら、ランナーと並走しないでその場で撮影し、声を出さずに拍手で声援を送るなど、各自が感染防止対策に努めていた。ランナーはそれぞれの想いを胸にトーチを掲げ、沿道からの声援には笑顔で手を振って応えていた。
 
 そのオリンピックは7月23日~8月8日の日程で開催される。昨年から1年延期となり、感染防止対策を講じながら行う祭典で、選手と大会関係者はこれまで経験したことのない未知の大会に臨む。
 
 選手は4年に一度、オリンピックの年に照準を合わせてくる。だが、1年延期は代表選考にも影響を与えた。もちろん代表選手は応援するが、惜しくも選考会で敗れた選手にも拍手を送りたい。そして4年後、再び代表を目指してほしい。
 
【F】

      4月12日の記事

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