先日、「初めまして!残念なお知らせをするために、ご連絡を差し上げております」で始まる詐欺メールが届いた。これまでもクレジットカード会社や通信販売会社をかたって個人情報を入力させようとするメールは届いていたが、今回は2000文字近い長文。「貴方のデバイスの操作を全て可能になりました」とし、動画を公開されたくなかったらビットコインで16万円を送金するよう要求する内容。
インターネットで検索してみると、同じ内容のメールは3月下旬ごろから送り付けられているようで、詐欺メールだと教えてくれるホームページやブログが多数ヒットする。
その一つ、国立大学法人電気通信大学情報基盤センターのホームページにも「3月29日にばらまき型脅迫詐欺メールが学内のメールアドレスに複数送信されてきていることを確認しました」とし、このような詐欺メールは破棄するよう呼び掛けている。
同センターのホームページにはこのほか、これまで送られてきている詐欺メールが掲載されており、今後も詐欺メールやフィッシングメール、標的型攻撃が続くものと推測されると警告しており、参考になる。決して騙されないように。
(J)