新宮市保健センターより「重要」印が記載された封書が届いた。後期高齢者でもないのに、早速「新型コロナウイルスワクチン接種券」が届いたのか!と驚いたのも束の間・・・「風しん抗体検査のお知らせ」だった。
厚生労働省のホームページを調べると、昭和37年度~昭和53年度生まれの男性対象に、「これから生まれてくる世代の子どもを守るために風しんの抗体検査と予防接種を受けましょう!」とある。風しんは今も流行しているとし、成人がかかると症状が重くなることがある。また、妊娠初期の妊婦さんに感染させてしまうと、生まれてくる赤ちゃんの目や耳、心臓に障害が起きることがあるという。
読み進めるとともに背筋が伸びる思いになる。この年代の男性は、過去に公的に予防接種が行われていないため、自分が風しんにかかり、家族や周囲の人たちに広げてしまう恐れがあるそうだ。
まずは、抗体検査を受け、採血で抗体があるかどうかを調べる。その結果、風しんへの免疫がなかった場合は、予防接種を受けることになる。検査も予防接種も原則無料。
風しんの感染力はインフルエンザより強い。検査を受けよう!
【茂】