三重県立熊野古道センターは4月4日(日)午後1時30分から3時30分まで、新熊野学講座①古文書『熊野山略記』に見る「熊野らしさ」を、尾鷲市向井の同センターで開く。参加無料。
昨年度に続いて行うもので、熊野古道やその周辺地域の歴史、文化、民俗、自然などを総合的に学ぶ全4回の講座。第1回は、中世に成立したとされる史料『熊野山略記』をテーマに、同センターを運営するNPO法人熊野古道自然・歴史・文化ネットワーク理事で元朝日新聞記者の桐村英一郎さん(熊野市波田須町在住)が講師を務める。
熊野山略記は、熊野三山の由来や聖地である由縁などをまとめたもので、桐村さんはこれまで特に分析されていなかった同書を解説した「『熊野山略記』を読むーごった煮のおもしろさ」を執筆している。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、定員は昨年度に引き続き先着40人とし、途中に10分間の換気を行う。
参加希望者は4月3日(土)午後5時までに同センター(0597-25-2666)へ申し込む。