尾鷲市、紀北町ともプレミアム付き商品券の使用期限は2月28日までとなっている。どれだけ使われているかの直接的なデータはないが、ごく一部ではあるものの手元に商品券が残っている人がいると思われる。期限を過ぎれば使えなくなる上、払い戻しもされない。タンスや別の財布の中に残っていないか確認し、使い切ってもらいたい。
国の第3次補正予算で分配される資金を活用し、熊野市も紀北町も商品券事業を行う。自治体が国に事業計画を提出する期限が10日だったこともあり、新年度の予算で計上してもよいという仕組みになっていることから、尾鷲市は新年度予算で対応するという。
商品券事業は、個人の収入減対策にもなるし、商店の維持・活性化につながる。配るか、販売するかはともかく、尾鷲市でも計画していることと思う。ただでさえ厳しい現状で、借り入れを増やして維持している店も多いはず。商品券を使うことは地域商工業の応援になる。ぜひ前向きに活用したい。
以前にも書いたが「ぷち贅沢」がまちの元気につながる。券が残っている人は、普段の買い物より、ちょっとだけ無駄遣いを考えてほしい。
(M)