年齢を重ねるにつれ、薬に頼る機会が増えてきた。頭痛や胃痛、腹痛などの症状緩和に加え、最近始まった花粉症に対応する薬にも連日お世話になっている。今シーズンから本格的に飲み始めたのでどの薬がよいか手探り状態で、さまざまな薬を毎日飲み比べしている。
本厄を迎えた同級生の男性たちが数人で集まって、少し前に厄払いをしていた。大厄と呼ばれる42歳。例年ならば新聞で告知して盛大にもちまきなどを行うのだが、今年は新型コロナウイルスの影響で中止に。厳かな雰囲気の中でしっかりと厄を落としてもらい、健康に過ごせるようにと願いを込めていた。
体調不良は体からのSOS。重症化する前にそのサインを見逃すことなく、身体的疲労はもちろん、暴飲暴食、寝不足、ストレスなどに十分気をつけなければならない。
次の厄年は、男女ともに還暦となる60歳。高齢になると薬の量や病気自慢で盛り上がるなどといわれるが、本来であれば健康であることこそが一番誇れること。いつまでも元気に過ごしていけるように、今一度、日々の生活を見直していきたい。
【織】