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出土した貴重な遺物 鵜殿西遺跡の調査成果展

まなびの郷で28日まで
 
 三重県埋蔵文化財センターは28日(日)まで、紀宝町鵜殿の町生涯学習センターまなびの郷で、「令和2年度鵜殿西遺跡の調査成果展」を実施中。出土した遺物や解説パネルを展示している。午前9時~午後9時まで鑑賞でき、開催期間中の休館日は設けていない。

 同センターは、国道42号新宮紀宝道路の建設事業に伴い、2018年から紀宝町鵜殿にある遺跡で発掘調査を実施。調査では、室町時代の有力者が居住していたと考えられる大型の建物跡や溝に囲まれた大きな区画などが見つかったほか、日本の各地や中国で生産された土器や磁器が出土した。

 同地には鵜殿庄という荘園があり、熊野三山と関係の深い鵜殿氏がいた。遺跡西側の丘陵には、鵜殿城跡がある。

 また、熊野川河口付近には、新宮津と呼ばれた港があり、熊野三山の流通拠点として栄えていた。鵜殿西遺跡もその一角を形成していたと考えられている。

      2月13日の記事

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